今日はパートナーがお休みの日。ふたりで毎年恒例(?)本の入れ替えをする。
読まない本はふだん押入れの段ボールの中にしまっている。それを年1で開けて、いまの趣味と照らし合わせて出し入れするのだ。今回は読んでないマンガを仕舞って、本棚の空いたところに岩波文庫の赤帯を出した。
なんせ段ボールは8箱分もあるのだから、手を洗い洗い作業する。
CDも出してみる。おお、かわゆす。CDジャケってなんでこんなにかわいんだろな。整理するつもりがただ眺める時間になる。いまじゃ全然聞かないのに捨てにくい。
夕方。
雨がぱらつく中、自転車走らせ一風堂へ行くなり。天気悪い日のラーメン屋ってすばらしい。一風堂の細麺はポクポクしていてたいへん美味しい。ごはんもおかわりして食べた。
夜。
赤紫蘇を大鍋で煮て、しそシロップ第二弾を作る。第一弾は1週間で飲み切ってしまった。煮ている間、映画のションベンライダー(相米慎二監督)を見る。ガキ大将のデブナガがほんとに子豚みたいでかわいい。大人の介入をくぐり抜け、中学生3人がデブナガに仕返しする話。情報量が多い映画なり。
深夜。
パートナーとメルカリの梱包のことでケンカする。面白いので書いてみよう。
昼間の作業で出てきた本やCDをメルカリで売ろうとしたら、ちょうど良い梱包材がなかった。パートナーが紙袋を提供してくれて、それはありがたかったんだけど、紙袋に大きく「令和7年度」と書かれていた。で、わたしが「令和7年って書いてある……」と言ったら「どういうこと?」とパートナー。
「えっとー」
「縁起でも悪かった?」
「そうじゃないんだけど……」(言葉が出てこない)
「えっ怒んないでね」
「怒ってないよ!文字が書いてあるってことを言いたかっただけ!」
こんな些細なことで、夜まで泣き通しの事態になってしまった。翌日、職場の人に話したら「それケンカになってないよ」と言われて、そうか、怒ってないのに「怒んないでね」といわれてわたしは怒ってしまったけど、「ええ? 怒ってないよッ♩」と言ってもよかったのかもしれない。世の中にはもっと深刻な話題でケンカしてる人もいるのに、メルカリの梱包が原因だなんて情けないわたしである。
布団に入っても神経が尖りすぎて眠れず、窓の外が白み始めたのを見てやっと「寝なくていいんだ」って、眠くなった。