遠浅

平野明

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2月

これ、ぱーちゃんが編んでくれた巾着なんだけど上手じゃない? 突然はじまる編み物教室。わたしは紐通すところでギブアップして、編みかけの巾着は本棚に差してしまいました。ということで2月は編み物。(ウソでも一度は編んだもん。) 街灯にとまってたり、…

中東戦争を読む

4回の中東戦争とレバノン内戦をまとめたい。 ○1948年 第一次中東戦争(別名:パレスチナ戦争。イスラエルでは「独立運動」。アラブ側では「ナクバ(=大災害)」)・交戦国イスラエルとアラブ諸国(エジプト・シリア・イラク・レバノン・ヨルダン)・きっか…

作品はだれのもの

人と作品を作るのが大変なのは、作品の主体がいつも観客にあるからだ。作品は演出家のものでも俳優のものでもない。観客のものだ。だから観客の目を持った演出には人間味がない。自分の目ですら捨て、人間ではないものに全身でなっている。俳優の都合を考え…

感情教育/中山可穂

女2人の前史を語る文章の低体温さが好きだ。恋に落ちてからは、文章が熱さにふるえて溶けていきそうだった。小説の内容とは文章が示すものなのに、読みすすめるうちに内容が文章を造形しはじめる。床に打ちつけられたスーパーボールはいつまでだって見てい…

seven jewish children/Caryl Churchillを読む

キャリル・チャーチルの「ユダヤの7人の子どもたち」の戯曲は、2008年から2009年にかけてイスラエル軍がガザ地区を攻撃したことを受けて書かれた。この舞台に7人の子どもたちは登場しない。ユダヤ人の大人たちが、子どもに何を言うべきか/言わないべきか…

1月の気分

パートナーは大のファッション好きです。色々着させてもらううちに、もうちょっと知りたくなった気がする。1月の気分(=ファッション)は2本のマフラー。いただいた大事なもので、しかもカシスとブルーベリーな色、2色あるのがかわいい。 おしゃれな人っ…