朝。コーヒー。フランス人と電話。
16時。Central cultureにてcabaret。
ブカレストから。今年いち良かった。全てにおいてクオリティが高く。泣き止むことが出来なかった。ライトが良すぎ。照明家のお顔みたら卓の前で号泣してしまう。ティッシュくれた。のちにラブレター書いて、渡したらその場で読み上げられ恥ずかしかった。（書き出しはもちろんthank you for giving me tessusである）あなたは私のひとつの答えだ。皆におすすめしたほど。"recommendation. this show was too good. It was the best play I saw 2022. If you have free time, please take a watch. I cannot understand Romanian language,but I could understand what to say. Nice lighting design,nice nice set design,nice acter, nice Director."
性的な演出がかなりふり切っていて（日本じゃこうもいかないだろう）同性を見るときのある種の苦しさが無い。清々しさや憧れに塗り変わっていく。細部の振り付けの作りこみ。贅沢なセットと衣装、バックの演奏。ムービングってこう使えるのか。あわれみの雰囲気がどういう時に存在するのか、この人はよくわかってる。悲しさを見せないから悲しさが見える、何か隠した時にそれがよく見える。芝居のことばを見つけた芝居を久しぶりにみたな。上司に会いたい。
日陰でひとり呆然としてたら、めがねの女の子に心配され（ひろわれ？）、ふたりでドーナツショップへ。ピスタチオ味のこてこてのドーナツ。みた芝居について。MOTHER、私も見たかった。
22時から、Faust hallでキブツダンスカンパニー。
素晴らしく。一日で真逆のショーを見れて良かった。贅沢かよ。いい照明。仕事量多そう。土を連想させる。スモークたきたき。綺麗は奇形と一緒だと思う。素舞台とダンサーの身体、小道具の拡声器のみ。素材だけでこんだけ流れ、パターンを作れるのか。ダンスでは照明や音響は舞台装置だから、その責任の重さを思う。照明が雰囲気をつくるけど、それを飛び越えてくダンサーはすごい。
メガネの子が送ってくれる。Central cultureにもどって照明家に会いにいく。
24時、tnrsのテントで飲む。明日帰国するカンパニーとぎりぎり会えてよかった。いろんなタイミングでいろんな人が来ていて、会えたり会えなかったりして、きっとまたどこかで出会えたり、一生会えなかったりするんだ。たまたま日本で生まれて、たまたま出会えた人がいて、たまたまそれを好きだと思えるスゴさ。テキーラ、ビール。踊りまくって、3時帰宅。11日目。
